英語が話せるってのは、「理想の自分になれてる」ってことなんです。
- 英語で日常のコミュニケーションをとれるようになりたい
- 専門的な業界で英語を使って仕事がしたい
- 洋画を字幕なしで観れるようになりたい
- 英語が話せてカッコよくなりたい
だから、一人ひとりゴールは違うんです。
僕は「英語を使って仕事がしたい」が目標でした。
留学前に勤めていた会社では、従業員が100人おりましたが、英語を話せる人が2人しかいませんでした。
ひとりは幼少期をオーストラリアで過ごし、もうひとりは大学在学中に1年半のアメリカ留学をしていたのです。
仕事でお客様の中には稀に英語圏の方がいらっしゃいましたが、会社や従業員、そして私もいざという時はその2人に頼っていたのです。
しかし、たまたまその2人が有給休暇でお休みの時に誰も応対が出来なかったんです。
僕はこのままでは行けない思い、また、英語での応対が出来ないことに悔しくなったんです。
そこで留学をし、英語を話せるようになってやると思ったんです。
英語が話せれば日本で暮らしている外国の方を救えるようになれるとか・・・
今後、どんどんグローバル化が進み、英語が話せるだけで仕事の選択肢も増えるとか・・・
とにかく英語を話せるようになりたかったんです。
しかし、留学しても道のりは非常に永く、決して簡単ではないことを知りました。
結論を言うと、僕は1年の留学では「英語を話せる」ようにはならなかったのです。
周りには「結局、頑張り次第やで・・・」「努力が足りんわ・・・」と言うヤツもいます。
(talk is cheap・・・)
しかし、やれることはやり、trial and errorを繰り返し、悔しい思いをしながら頑張ったのですが、話せるようになりませんでした。
まず、speakingよりもlisteningが出来なかったのです。
話し手によって、聞きやすい人、本当に聞き取れない人がいますが、映画の英語やホームステイ先のホストファザーの英語は本当に分からなかったんです。
ホストマザー、韓国のクラスメイト、語学学校の先生の英語は比較的聞きやすい傾向があります・・・多分(笑)
コミュニケーションは両方が大事ですが、特に聞けないと話にならないのです。
それには反復練習が必要なのは言うまでもないのですが、そもそも長期的なスパンが必要なのです。
具体的な数字は人それぞれですが、まずもって1年は短いんです。
したがって、留学前、留学中、留学後、そしてそのあとも継続することで確実に思い描く理想の自分になれるのです。
また、完璧は求めるものではないんです。
相手も人なので間違える場合があります。相手の発音や文法が間違っていたら理解できないではコミュニケーションできません。
なんとなくでも伝えられ、伝わればokなんです。
ぼくが留学している時に不思議だな~と感じたことがあります・・・
「女性の方がコミュ力高いな~」ということです。
語学学校のstudent同士の会話で、女性同士の会話はなんとなく伝わって双方が理解している(コミュニケーションが取れている)のが分かるんです。
伝わり、伝わったときの喜びは本当に嬉しいものですよね。
まずこの章で最も言いたかったことは、1年の留学で英語を習得するのは非常に難しいということです。
僕はカナダのバンクーバーの語学学校(ILSC)に1年留学しましたが、英語を話せるようにはならなかったんです。
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